お手頃 満足度大!休暇村

旅の満足度を上げるのは『宿』費用を抑えて、楽しい旅を過ごしたい。高い値段を払えば、良いサービスを受けれるのは当たり前。(がっかりすることも多々あるけど・・・)服を買う時の、バーゲンで安い値段で購入した商品が良ければすごく嬉しいみたいなもんだ。

子供が小さい時は周りに迷惑をかけず、楽しく満足な旅をしたいと、宿選びにヤッケになった。色々探してみて行き着いたところが『休暇村』毎回、ほぼ外れがなかった。日本の国立公園、国定公園などにあるリゾートホテル。全国に35箇所展開されていて、お値段も比較的お手頃で、地元のお料理も堪能できる。部屋タイプも和室、洋室があり、温泉など大浴場が設置されていて、広々としたお風呂に入れる。最近は露天風呂やサウナもあるところも多い。小さいお子さんがいても気兼ねなく過ごせる。

今まで訪れた休暇村は主に近畿圏内だが、個人的に良かったところベスト3を紹介。

近畿・最寄りのおすすめ休暇村

第3位 休暇村越前三国 福井県

福井県越前海岸にある休暇村。東尋坊にほど近い場所にある。恐竜博物館、東尋坊を観光した後に宿泊。とても綺麗な建物で、部屋も綺麗。夕食は地元食材を使ったバイキング。地元産の新鮮な甘エビの刺身がずらっと沢山盛られ、食べ放題!!これにはテンション上り、ガサッとすくって罪悪感も無く大人食い。

美味しいバイキングを食べた後はホテルの裏の広場で天体観測。専門の方がレクチャーしてくださり、実際に望遠鏡を使って、土星のリングを初めて見せてもらった。綺麗なリングが見れて感動した。雲も無く、ホテルの真上に北斗七星が鮮やかに輝いていた。この時、ドンピシャで小学校で星座の勉強をしていた娘は大喜びで、若干の天体オタクとなった。小学生の子供さんにおすすめ。次の日は芝政ワールドでプール三昧。

第2位 休暇村紀州加太 和歌山県

当時、ブームだった友ヶ島観光の後、宿泊。宮崎アニメの『天空の城 ラピュタ』の世界観を感じられる第3砲台を見学し、島をぐるっと一周。友人の息子さんがここでタコを素潜りで採ったと聞き、勇んで網とバケツ、箱メガネまで持参したが、思った以上に海が綺麗じゃなくて断念。暑い日で熱中症でふらふらになりながら、休暇村に到着。

ロビーに着くや否や、紀淡海峡を望む全面ガラス張りのロビー!!テラスに出るとお天気も良く絶景が広がっていた。これぞ天空の城!!お部屋もリニューアルされていて、和歌山の伝統工芸「紀州てまり」をテーマにしたデザインが可愛らしかった。もちろん、部屋からも紀淡海峡のオーシャンビューが望めた。

お楽しみの夕飯は、大人はレッドコース(??)をセレクト。子供はお子様会席。プラスサービスコーナーもいただける。レッドコースは赤の商材、マグロ、熊野牛が盛り込まれていたが、こともあろうか、マグロを熊野牛と思い、ジュウジュウ焼いてしまって大笑い!お子様会席も可愛い手毬寿司があったりで美味しそうだった。サービスコーナーはサラダやカレー、天ぷらなどもあった。大きな窓際の席からは夕日が静かに沈んでいくのが見ることができ、美味しいご飯を食べながら至福のひとときを過ごせた。

朝食は朝会席。席でゆっくり味わいつつ、こちらもサービスコーナーがいただける。メインはおにぎり屋。好みの具材を選び、担当の方が握ってくれて子供は大喜び!和歌山名物の梅や金山寺味噌などのご飯のお供、焼き立てあつあつワッフルやフルーツなど盛り沢山。

温泉大浴場は『美肌の湯』少し滑りのあるお湯を楽しめる。露天風呂は湯船に浸かると、紀淡海峡が湯面と一体化してまるで空中露天風呂。漁船が行き交うのを眺めながら、長い時間ぼーっと浸かっていても飽きなかった。

お料理も季節の商材を使った会席がメインで、お部屋も落ち着いた感じ。お風呂も露天風呂が広々していて、観光地巡りのホテル宿泊ではなく、このホテルだけをメインにゆっくり滞在するのがベストだと思う。時間のある、年配の女性グループには最適な宿だと思う。休暇村の中でお値段は若干高め。

敷地内に遊歩道もあり、朝ゆっくり散歩した。近隣に観光地が少ないので、我が家は次の日に足を伸ばして白浜アドベンチャーワールドに行った。

第1位 南淡路休暇村 兵庫県淡路島

淡路島の南端、大鳴門橋を見渡す高台にある。入口から入ると広々としたロビーからの吹き抜け。建物も綺麗。今回泊まったのは、福良湾を見渡せるエレベーターに近い洋室。部屋も綺麗。

温泉は療養効果のある南淡温泉を源泉とする。こちらにも絶景露天風呂があり、鳴門海峡と大鳴門大橋を見渡しながら湯船に浸かれた。温泉大浴場とは別に、玄関エントランスを抜けると足湯が設けられていたが、行った時は閉鎖されていた。

夕食は「鳴門海峡水揚げ直送!海鮮ビュッフェ」と「旬の会席コース」がある。今回はビュッフェを選んだ。和洋食60種類の料理が並び、オープンキッチンでは淡路牛ステーキ、新鮮なお造りや天ぷらなど盛り沢山!!海鮮ビュッフェらしく、これでもか!というぐらいの魚料理の数々。旬の鯛のお造りを沢山食べたかったけど、一皿にハマチとペアで盛り付けられていて、あまり食べれなかった。淡路産の玉ねぎサラダ、玉ねぎスープ、玉ねぎの丸ごと煮は甘くていくらでもいただけた。娘は南蛮漬けにハマっていた。

朝食はしらすやわかめ煮やわかめのお味噌汁、玉ねぎ料理や牛乳など、淡路満載の健康的な素材。昨夜も沢山食べたのに朝からたらふく食べてしまった。

この休暇村には珍しく天文台があり、毎晩、星のソムリエさんによるスターウォッチングが開催される。ここでも大型望遠鏡で月を眺めた。夜になると寒くて長時間待ってるのも辛かったので、そそくさと退散させてもらった。天文台の大型望遠鏡で星を見る機会はなかなか無いので、おすすめ。

朝早く起きたので、ふらっと敷地内を散歩した。敷地内の海岸近くにオートキャンプ場があり、沢山の家族連れが訪れていた。とても綺麗に整備されていて、心地良く過ごせそうだ。海岸で釣りをしている人もいた。早朝自然観察会が開催されていて、スタッフが案内していた。

近くに淡路バーガーで有名な道の駅うずしお、じゃのひれフィッシングパークでは釣りを楽しめる。うずしおクルーズが出る福良港がある。周囲には観光施設が沢山あり、滞在していても飽きない。

まとめ

個人的に南淡路休暇村を1位に上げさせてもらったが、休暇村加太は料理もお部屋もお風呂も全てにおいて大満足だが、周りに観光地が少ないのとお値段が少しお高いので2位にさせてもらった。

近畿にある休暇村だけでもおすすめしたいところは沢山あるし、またリピートしたい。足を伸ばして遠方もどんどん行ってみたい。値段も手頃でハズレが少ない休暇村。最近は休暇村独自の体験プログラムがあって、連泊しても飽きない工夫がされている。休暇村は基本的に心身を休める環境、自然の中に建てられている。忙しない毎日から離れ、地元の美味しい料理を食べ、ゆっくりと過ごせる休暇村巡りをこれからも続けたい。

今、休暇村では「旅する絵本」が販売されている。各休暇村の特徴のピンズが販売されていて絵本に挿していき、絵本を完成させていく。絵本が500円、ピンズが1個200円のお手頃価格。南淡路休暇村で販売されているのを見かけたが、うずしお観光船が描かれていて可愛かった。その時、購入しなかったのが悔やまれる、、、全部完成しても景品がもらえるわけではないけど、旅の可愛い記念になる。次回からは是非購入したいが、2024年3月31日で販売が終了するらしい。急いで休暇村巡りしよう!!

 

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