しまなみ街道ふたたび、、、2

道の駅多々羅しまなみ公園を後にし、「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」に向かいました。

大山祇神社は全国の山祇神社、三島神社の総本社。

御祭神は天照大神の兄神、大山祇神。

天の岩戸伝説、伊勢神宮に祀られている天照大神の兄君でございます。

こんな由緒正しき神社が風光明媚な瀬戸内の島にこっそりあるだなんて、もっと有名になっても良いのにね。

10台ほど停めれる無料の駐車場が神社前にありました。

その前には安くて海鮮モリモリのどんぶりがいただける有名店が。

まだお昼前なのに10人ほど並んでいらっしゃいました。

観光客だけでなく、作業服を着た地元の方が。

美味しい鯛塩ラーメン、鯛飯をいただいた後なので、そちらに導かれることもなく穏やかな気持ちで参拝に。

 

歩いて行くと、立派な総門が見えてきました。

整然と並んだ灯籠。

見えてきたのは樹齢約2600年の神木である大楠。

何やら、大の大人が何人もくるくると大楠の周りを走って回っているじゃありませんか。

調べてみると、この大楠の回りを息継ぎ無しで3周出来ると願いが叶うそうです。

境内にいる間、老若男女くるくる大楠の周りを必死で回っていて面白かったです。

由緒ある神社でこんな遊び心を楽しめて、これぞパワースポット。

総門をくぐり、神門の両サイドには睨みを効かせた御守りが。

写真の撮り方が下手で見にくいですが、目をギョロッと見開き、心の奥底まで見抜かれるかのようです。

どの位置からも目が合って怖かった、、、

霧妻造り立派な拝殿に到着。

室町時代初期に再建された国指定重要文化財でございます。

この旅の無事を祈り、参拝。

御朱印帳を購入。

 

コロナの影響で御朱印は予め書かれていました。

国宝の武具が沢山納められている、大山祇神社らしい兜が描かれている渋くてカッコイイデザインです。

村上海賊も氏神と崇めた大山祇神社の宝物館には、戦勝の礼などで奉納された数万の武具や甲冑などが所蔵・展示され、武具は国宝や重要文化財の8割を占めているそうです。

国宝の武具達を拝見してみたかったのですが、入館料が大人1000円、高校生・大学生が800円と道の駅で安くて質素なご飯を食べた後でもあり高いなぁと、、、

今回は断念させていただきました。

入館料が500円ぐらいだった迷わず入っただろうな。

もっと入館料が安ければ沢山の方が入館して立派な武具たちももっと日の目を見るだろうなと、せこいことを話してました。

「神の島」御島・大三島を後にし、来島海峡(くるしまかいきょう)を望む亀老山(きろうさん)展望公園へ向かいます。

傾斜のきつい道を上がっていきます。

前回、この坂道を春休みの家族旅行であろうお父さんとお子さんが、それぞれ自転車で上っていました。

車でもかなり傾斜がきつかったので、自転車ならもってのほか!

一足お先に展望台に到着した私たち。

ちょっと霞んでいますが、絶景かな!来島海峡を拝めました。

亀さまにご挨拶して、下山します。

先ほどお会いした親子さん、展望台目がけてまだ頑張って上ってきていました。

お父さんもここまでキツい上り坂とは思っていなかったでしょう。

子供さんの頑張りに応援の声をかけたくなりました。

子供さんにとって、これも後々旅の良い思い出になリますよ!

しまなみ街道を今治に向けて渡り、来島海峡サービスエリアに到着しました。

2019年にリニューアルオープンし、来島海峡を望む綺麗でおしゃれなサービスエリアです。

今風のピンスポットのオブジェもあり、来島大橋をバックに映えする撮影スポットです。

館内は吹き抜けで広々していて、瀬戸内のお土産が沢山並んでいました。

地元作家さんの砥部焼販売のコーナーもありました。

ここでお土産をしっかり購入。

先ほどの道の駅多々羅しまなみ公園と同じく、こちらでもWAON払いが出来ました。

喫茶コーナーには蛇口から出てくる話題のみかんジュースが販売されていました。

フードコートメニュー。

美味しそうなメニューが満載です。

これこれ!これが食べたくここに来ました!

ここでは、私のお楽しみ、宇和島風鯛めしをいただきたいと思います。

せんざんぎ(鶏の唐揚げ)も2つ付いてきました。

「せんざんぎ」は今治市の郷土料理、北海道釧路市の「ざんぎ」と同様、いわゆるご当地唐揚げです。

来島大橋を眺めながらいただきます。

そのままお刺身でも充分美味しそうなしっかりとした鯛の身です。

添えられた「宇和島風鯛めしの召し上がり方」の通りにやってみます。

出汁と生卵をかき混ぜます。

鯛の身と薬味を全部出汁に入れます。

ご飯の上に具をのせ、出汁をかけます。

出来上がりです!

ちょっと盛り方が下手ですが、、、

いただきま〜す!

美味しい!!

しっかりプリプリした鯛の切り身と、濃いめの出汁と卵とよく合います!

う〜ん!ここまで楽しみにとっておいて良かった!!

せんざんぎもサクサクでちょうど良い具合に味が染み込んでいて美味しい♪

これで1300円はお値打ちです。

続いて、食後の別腹スイーツ。

今回2個目のご当地ソフトクリーム。

愛媛蜜柑ソフトクリーム(410円)をいただきました。

濃厚なみかんの味で、それでいてさっぱりしています。

今どきのサービスエリア・道の駅のご当地メニュー。

チープでしかも美味しい!!

高い金額を出して美味しいのは当たり前。

地産メニューを地元の方々がリーズナブルな価格で観光客に喜んでもらえるよう努力されていることに脱帽です。

お腹も心も十二分に満たして、今回の宿泊地『休暇村 瀬戸内東予』に向かいます。

この休暇村も郷土料理満載のバイキングが自慢。

楽しみです。

お腹いっぱいになったので、美味しいバイキングを頂くために、休暇村に到着したら散歩に出かけて温泉にでも入ってお腹を空かせますか!

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