しまなみ海道を縦断し、美味しいメニューにもありつけ、大満足の後、今回の宿泊地『休暇村 瀬戸内東予』に到着。
愛媛県のキャラクター、「みきゃんちゃん」がお出迎え。
早く到着して夕飯までの時間、温泉に浸かってゆっくりしようかと思いきや、道中綺麗な景色や美味しいものを堪能してのんびりしすぎたので、夕方5時近くの到着になってしまいました。
夕飯の予約時間に間に合うように、到着するや否や、急いで温泉に入りにいきました。
『休暇村 瀬戸内東予』の温泉は道後・鈍川と並ぶ伊予三湯の一つである本谷温泉を源泉とする「ひうちなだ温泉」
p H値が高く「美人の湯」として、古くから親しまれています。
瀬戸内海を望む絶景を見ながら温泉に浸かれます。
こじんまりしていますが、清潔感ある湯船でした。
ガラス張りのロビーからは瀬戸内の絶景が眺められます。
テラスに出て瀬戸内から吹く風を感じながら、ゆったりしたソファーでのんびり過ごすことも出来ます。
こちらは休憩室。
テレビを見ながら、温泉の待合室としても利用できます。
マッサージチェアーもありました。
窓の外を眺めると、鳥の巣箱が。
陽光に照らされて、鳥はいなくとも見ているだけで穏やかな気持ちになります。
餌も置かれていたりするんでしょうね。
今回滞在するお部屋。
トイレ付きツインです。
お部屋は広々していて、リニューアルされていてとても綺麗。
部屋の大きな窓からも、穏やかな瀬戸内海の眺めを望むことが出来ます。
我が家が休暇村が好きなのは、国立公園や国定公園内の景色や環境が良いところにあること、お部屋が広々ゆったりしているところです。
そしてお料理が地元の郷土料理満載のバイキング形式で美味しい!
待ちに待った夕食へ向かいます。
休暇村までの道中、あんなにお腹いっぱいだったのに、温泉に入ったらお腹が空いてきました。
美味しい料理のお供、美味しいお酒をいただきます。
旅に出かけたら、その土地の地ビールを飲むのも楽しみの一つです。
私は取り分け、フルーティーでコクのあるブラウン系の地ビールが好み。
今回はこの梅錦ブロンシュをチョイスしました。
お風呂上がりの一杯。飲まずにはいられない!
コクがあって美味しい!ロングドライブの疲れが吹き飛びます。
今回のチョイス。
また欲張っていっぱい盛ってしまった、、、
瀬戸内海地方の郷土料理がいっぱいです。
村上水軍が出陣する際に必勝祈願と士気向上のために食べたとされる「水軍鍋」
瀬戸内の新鮮な魚介類を中心の贅沢に豪快な鍋。
カニ足も入っていましたよ。
これは士気が上がるでしょう!
お味は海鮮の良い出汁が出ていて甘めでした。
伊予名産、サクサク、フワフワの松山あげをトッピング。
懲りずにまた取ってきた鯛飯のお供に。
クセになりそうな美味しさで、おかわりしました。
お寿司コーナーでは、鯛、だてまぐろ、姫スマの握りが。
どれも回転寿司のようなペラペラの身ではなく、カウンターで握ってくれそうな高級寿司店で出てきそうな分厚さ。

鯛・だてまぐろ・媛スマ
「だてまぐろ」は愛媛県宇和島市の沖合の、国内屈指の良好な環境で育てられたクロマグロ。
宇和島で30か月以上養殖され、脂のりが良いと言われる重量45kg以上等の基準を満たしているものが「だてまぐろ」として販売されています。
味は天然物と似ていて、とろけるような食感。
大トロですか!と言うぐらい(あまり大トロを食べたこともないですが)
濃厚でとろっとしていて美味しかったです。
そして、初めてお目にかかる「媛スマ」
名前のひめさまのようにうっすらピンクがかっています。
絶品高級魚の「スマ」は漁獲量が少なく、沢山市場に出回ることがない。
「スマ」の刺身は高級マグロに匹敵する美味しさと言われているそうです。
積極的に「スマ」の養殖に取り組んでいる。
「媛スマ」は愛媛県産養殖スマのブランド名です。
全身がトロで臭みがなく、滑らかで柔らかい食感が特徴。
とろっとろで、口の中でとろけます。
ひやー 美味しい!今まで食べたことのない美味しさ。
美味しすぎて、何回も取りに行きました。
他にもご当地、伯方の塩ラーメン。
休暇村オリジナルのレモンカレー。
道の駅多々羅しまなみ海道で食べた鯛塩ラーメンにもレモンスライスがのっていたり、何にでも名産レモンを入れてやれ!といった感じでしょうか?
食べなかったですが、カレーにレモン、、、合うかもしれませんね。
美味しい瀬戸内料理でお腹いっぱい!
後はお部屋でゆっくり。
朝も早かったせいもあり、21時には眠りについていました。
ぐっすり眠れて一夜明け、朝食の時間です。
起きている間は、ずっと食べているような、、、
朝食メニューも瀬戸内を感じられます。
名物のじゃこ天も美味しかった!
新鮮なしらすもいっぱい取ってきました。
担当の方が作りながら呼び込みをしていた「媛スマなめろう」
昨夜は握り寿司だったあの高級魚「媛スマ」が、今朝はなめろうになって再登場。
愛媛産はだかむぎ味噌と高知産の生姜と相俟って、ご飯のお供に絶品でした!
この休暇村ですっかり「媛スマ」の虜になってしまいました。
朝食後は、チェックアウトまでまだ時間もあるので、せっかく自然いっぱいの休暇村に宿泊したのだから、敷地内をお散歩しに行きました。
このお散歩も休暇村に宿泊した際には必ず出かけます。
休暇村もふれあいプログラムとして、朝のお散歩会を開催しています。
私は自分のペースで一人でのんびりお散歩。
お天気も良くポカポカで絶好のお散歩日和。
まずは高台にある瀬戸内の海が見渡せる展望台へ向かいます。
途中、空を見上げると、トンビが優雅に飛んでいました。
木々の合間を小鳥が気持ち良さそうに飛び交っています。
展望台からは眼下に休暇村が見え、知らぬ間にかなり高く登ってきたようです。
休暇村の敷地内に海水浴場があるようなので、海を目指して下りていきます。
遊歩道ではほぼ誰にも会うこともなく、広大な自然を一人独占している気分になりました。
所々、春の気配を感じられます。
このところのうららかな陽気で早咲きの河津桜がほぼ満開です。
菜の花も咲いていました。
水仙たちも。
無事に海岸まで出れるかなと心配しつつ、展望台から15分ほど歩いたところで「日本の渚100選かつに選ばれている『桜井海岸』に到着。
朝の日差しに照らされて、瀬戸内海がキラキラ輝いています。
波の音をじっと聞いているだけで、心が落ち着いていきます。
自然の力は偉大です。
朝食でいっぱいになったお腹も落ち着き、ゆっくり休暇村に戻ります。
『休暇村 瀬戸内東予』では、「朝のお散歩会」の他にも、ふれあいプログラムとして「スターウォッチング」愛媛県らしいプログラムの「砥部焼の絵付け」「今治タオル体操」が開催されています。
滞在型宿泊施設と名を売ってるだけあります。
今まで休暇村が好きで、色々な所に宿泊しましたが、今回宿泊した「休暇村 瀬戸内東予」が私の「ベスト・オブ・休暇村」となりました。
こじんまりとしていて、自然いっぱいで、部屋の窓や温泉大浴場から、瀬戸内の雄大な景色が眺められます。
何より、料理が美味しい!少々大人好みだと思いますが、お酒の進みそうな郷土料理がいっぱいでした。
家族旅行では子供さんのお好みのメニューが少ないかもしれませんが、なんせ敷地内には海水浴場があります。
子供さんも充分楽しめることでしょう!
我が家からここまで来るには距離があり、ふらっとまた訪れることはなかなか出来ませんが、また美味しい料理を求めて、この『休暇村 瀬戸内東予』に訪れたいと思いました。
次は渡ったことのない瀬戸大橋を渡り、倉敷に向かいます。
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