やっと行けた!石垣島・竹富島・西表島・由布島の旅 2日目

世界遺産を行く

『フサキリゾートリゾート ホテル&ヴィラ』の朝、快適に迎えました。

昨晩は部屋にお風呂もありますが、せっかくなんで大浴場を利用しました。

南の島といえど、まだ3月。夜になると冷えます。

露天風呂もあって清潔感あふれる大浴場でゆっくり湯船に浸かり、ポカポカ体が温まりました。

おかげでぐっすり眠れて目覚めの良い朝を迎えました。

今日は『世界遺産・西表島』と由布島に初上陸です。

ホテルで「西表島のマングローブ観光船と由布島ツアー」を予約。

6:30からスタートの豪華な朝食ブュッフェを後ろ髪を引かれる思いでそそくさと済ませて、お迎えバスに乗り込み出発。

ユーグレナ石垣港離島ターミナルから西表島・大原港までフェリーで約40分の旅です。

高速船でしたが、もしもの為に酔い止めを飲み、あとは寝る!

あっという間に到着です。

西表島といえば秘境というイメージで観光客は少ないと思いきや、あらビックリ!

老若男女問わず、沢山の観光客が下船。

世界自然遺産に皆んな行ってみたいよね〜。という私もその1人。

仲間川のマングローブクルーズへバスで移動。

レンタカーで移動することが多いけれど、

他人様にハンドルを任せてゆっくり出来るのは良いもんだなあ。

これからは、こんな旅も増えそうだ。

いざ、仲間川マングローブクルーズ出発!

仲間川は全長約17.5km。マングローブ林の広さは約158ha、マングローブ構成種数とも日本最大規模です。

マングローブはある植物の固有名称ではなく、熱帯、亜熱帯で海の干潮により水位の変化を繰り返す特殊な環境に生育する植物の総称です。

ガイドさんの案内がとてもわかりやすく、ボートの右側席、左側席を考慮して、ポイントで船を近付けて説明してくれました。

マングローブのトゲトゲの根っこが多数。干潮ならでは見える光景。

こんなにたくさん実が成っているのに、まずいだの、繊維ばっかりでタワシを食べてるみたいだの、散々な言われ方をするパイナップルに似たアダン。

手がかかるけど、お節料理に使われる縁起の良い食べ物と聞いて、報われていて良かった。

沖縄のマングローブ林に行ったことがありますが、さすが世界遺産・西表島のマングローブ林はスケールが違いました!

約1時間のマングローブクルーズを終えバスに乗り、由布島水牛乗り場に到着。

木彫りのこっけいな水牛さんがお出迎え

本物の水牛がいてました! 

写真慣れしているのか、水牛車とベストポジションでこちらを向いてくれています。  

水牛車に乗り込み出発です!

                        

のんびり、のんびり、マイペースの水牛さんが由布島へ運んでくれます。    

なんてのどかな光景なんだ!日本にもまだこんなところがあるんだとほっとします。

文句も言わず(内心、言ってるだろう)、水牛たちが働く姿は健気です。

この水牛たち、ベテランになると要領が良くなって、直線の最短コースをいかず、

わざと道を外れてゆっくり歩いて時間稼ぎをし、稼動力を調整するそうです。

人間と同じで要領をかます水牛に笑ってしまいました。

由布島に渡る約20分ほどの短い時間で、何回もダイナミックに用を足す様子も見れました。

さっきもしたとこやんかと。これも考えて休憩してるんでしょうね。

若いメスの水牛ちゃんは、島までものすごいスピードで渡りきるそうです。 

途中、御者(馬や水牛などの動物を操作する運転手)さんが三線を演奏して、琉球民謡を歌ってくれ、南国のゆったりとした時間に酔いしれました。    

西表島から水牛車に乗って手軽に来れる由布島は、3次離島となります。

実感はないですが、改めて遠くへ来たもんだ!

由布島は島全体が植物園になっています。

西表島に戻る水牛乗車の出発時間まで約30分!急いで駆け抜けました。

大人しいあんずちゃん

休憩する水牛たち

蝶々園にはたくさんの蝶がいてました

由布島でしか買えないお土産を購入し、水牛乗り場まで猛ダッシュで戻ります。

他に行きたいところもあったのに、もっとゆっくり由布島を堪能したかった。  

またおいでってことなんでしょうね。

石垣島離島ターミナルからすぐ出たところにあるポーたまおにぎり専門店で、お昼ご飯を調達。 

沖縄で食べた衝撃的に美味しかったポーたまとはまた別物です。                                                   

     

ホテルまで車で送ってもらい、この旅での楽しみのひとつでもあった、フサキリゾートのプライベートビーチでのシュノーケリング。昨日からの強風で、ビーチが開放されてるか心配でしたが、今日は大丈夫でした。

ショップの人によると、赤いブイが浮いているところにニモがいるとか!そこをめがけて向かいますが、足元は石や珊瑚でガタガタ。小さい綺麗なブルーの熱帯魚は所々にちらほら。

お目当てのニモはなかなか見つかりません。冷たい水にぶるぶる震えながら、格闘することおよそ1時間。いました!イソギンチャクの中に、小指の1関節ぐらいの大きさのほんとにちっちゃいニモが2匹。これは見つからんわ。可愛いニモちゃんこっちをニコニコ凝視しています。よく見るともう1匹!

ニモことカクレクマノミは全てオスで生まれてきて、その群れの中で一番体が大きく強いものがメスに性転換するそうです。

目が慣れてくると、別のイソギンチャクに、今度は少し大きめのニモが3匹いるではありませんか!自分で探して見つけることができたニモたちは、格別な可愛さでした。

フサキリゾート内にあるエンジェルピアは有名なサンセットスポットです。

              

心配したお天気でしたが、こんな素敵な夕陽を見ることができて本当に感謝です。

石垣の夜は早いので、夕陽鑑賞を早々に切り上げ街に繰り出し、本島にはないA &Wハンバーガー店で夕食。大好きなカーリーポテト、湿布の味がするクセのあるルートピアは南国の味です。

早朝から、スケジュールぎっしりの自然を謳歌した1日。

同じ南の島でも、それぞれ個性があって楽しめました。

明日は居心地が良かったフサキリゾートとお別れをし、竹富島へ向かいます。

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