ここは晩秋の森?『KONOMIcafe(コノミカフェ)』で美味しいランチ

奈良 ランチ カフェ

まだまだ寒さが感じられる季節。

小春日和に暖かい陽が差し込む森にいるような穏やかな空間で、ランチをいただけるお店をご紹介いたします。

木とグレーを基調とした北欧風の外観

奈良市三碓町にある『KONOMIcafe(コノミカフェ)』さん。

阪奈道路、阪奈三碓インターを降り、富雄川を渡った閑静な住宅街の入り口にあります。

店内に入ると天井が高く、広々としたドライフラワーがいっぱいの癒し空間が広がります。

オーナーさん手作りの優しい色合いのドライフラワー

遊び心満載の秘密基地のようなロフト

いたるところに、オーナーさんが集めた自然素材で作られた可愛いオブジェが飾られていて、まるで森の中をお散歩しているような気分になります。

松ぼっくりと木とドライフラワー、置き方次第で作品になる!

オーナーさんにお話を伺うと、27年間保育士をされていたということで納得。

幼い時から物を作ることが大好き。保育士として園児と関わりながら、食の大切さを感じ、安全で身体に優しい食材を使ったメニューを提供するカフェを始めてみたいと思い、今しかない!と退職。

5年ほど前に一念発起して『KONOMIcafe(コノミカフェ)』をオープン。

このお店を開店するにあたって、飲食店でアルバイトをしながら料理を学びました

仕入れ先の業者さんから旬の食材を使ったおすすめのメニューのアドバイスをいただき、試行錯誤しながらメニューを作ってこられました。

週ごとにメニューが変わる

「KONOMIランチ」ドリンク、デザート付(税込1500円)を注文。

大皿に沢山のおかずがのっていて、いかにも女性が好きそうで目でも楽しめます。

副菜の大根のカレー煮

大根にカレー?とは違和感がありましたが、パンチの効いたカレー味は淡白な味の大根に意外に合います。

特に目をひいたのは立体的な盛り付けのサラダ

まるでブーケのようです。

オーナーさん曰く、「ポンポンとのせていくのが好きなんです」

崩して食べるのがもったいない。

添えられた自家製手作りドレッシングは、玉ねぎのすりおろしがたっぷり。

このドレッシングを気に入ったお客さまから欲しいとの要望があり、レジ横で販売されています。

メインの「ビーフシチュー風煮込みハンバーグ」

こちらも付け合わせの野菜が立体的に盛られています。

野菜は種類ごとに丁寧に調理されているのがわかります。

野菜をよけるとやっとハンバーグが登場。

ハンバーグにも玉ねぎがたっぷりです。

家庭的な手作りハンバーグはもちろん、トマトベースのソースが美味しくて、思わず残ったソースをご飯にかけて最後までいただきました。

手書きのコメントにほっこり

お待ちかねの可愛いデザートプレート。

ドリンクは自家製の手作りはちみつゆずシロップを使ったホットティーをチョイス。

プチシュークリームと言えど、サクッとしたパイ生地、カスタード、生クリームもしっかりしたお味で、手の込んだものでした。

ホットゆずはちみつティーは具沢山で濃厚。はちみつの甘さが引き立ちます。

レジ前には、お店の雰囲気にあった作家さんの作品が販売されています。

『KONOMIcafe(コノミカフェ)』さんでは、お店の定休日や空き時間を利用して、お花や多肉植物を扱った教室はもちろんのこと、各種ワークショップやミニコンサート、カイロ、体操系の教室、絵本の読み聞かせなどが開催されています。お店で年に1回マルシェも開催。

オーナーさんの「皆さんに助けていただきながらここまできました」と謙虚なお言葉が印象的でした。

ほっこり癒し系の可愛しいオーナーさんの好きが詰まったお店で、美味しいランチをいただきながら、ゆっくり過ごされてはいかがでしょうか。

 

『KONOMIcafe(コノミカフェ)』

※メニューの値段は取材当時のものです。

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