『農家のオーベルジュ・こもれび』『うのまち珈琲店 奈良店』奈良ランチカフェ

奈良 ランチ カフェ

江戸時代そのままの街並みが残る奈良・今井町は、平成5年「重要伝統的建造群保存地区」の選定を受けています。

そんな街並みの古民家を生かした『農家のオーベルジュ・こもれび』さんにランチに出かけました。

古い街並みが整備されている今井町に車で向かったのですが、街中は道が狭くて車の通行に苦戦しました。

ラッキーなことにお店の駐車場が空いていたので停車させていただけました。

駐車スペースが限られているので、公共交通機関か、近隣のパーキングに停めることをお勧めします。

女性オーナーさんは元々明日香村で農家民宿を営んでいましたが、今井町の江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気に心惹かれ、2018年12月に蔵を改装した1日1組宿泊限定の『農家のオーベルジュ・こもれび』をオープンしました。

食事のスペースも併設し、地元明日香村や福祉施設などで栽培された新鮮な野菜たっぷりのお料理を提供されています。

お年柄、すっかり食べる量も減り、脂っこい物も受け付けなくなってしまった私には打ってつけのランチです。

築100年以上の町屋は高い吹き抜けや太い大きな梁が。

吹抜けを見上げると階段の先にポツンとお茶釜が。

「いらっしゃいませ」と静かに歓迎してくれているようです。

和紙調の大きな灯りに照らされた格子戸の陰影が。

店内は座敷とテーブル席があり、どちらにされますか?と案内していただけましたが、足が楽なテーブル席を選びました。

レトロな扇風機や裸電球が大正レトロを醸し出しています。

テーブル席は4席ほどでこじんまりとしていました。

座敷の襖も古民家とマッチしていて、今風な模様です。

人気の花籠ランチ(税込1800円)を注文しました。

お野菜の天ぷら、ハンバーグ、小鉢がカゴいっぱいに盛り沢山。

こちらは野菜の天ぷら。サクサクで上手く揚がっています。

じゃがいもの天ぷらは今まで食べたことがなかったのですが、ほくほくで大地の味がして美味しい!!

人参の天ぷらは物凄く甘い!!

蒸すとか、煮るとかしているわけではなく、人参のそのまんまの味だそうです。

こんな甘い人参、初めて食べます。

食後のデザートも手作りです。

古民家の中でゆっくりと野菜いっぱいのランチをいただけて、身体の中が静かに浄化されていくようでした。

宿泊客に人気が高いのは「ならジビエ」だそうです。

県内で捕獲された野生のイノシシやニホンジカを使ったお料理を提供しているそうです。

古民家でジビエ料理をいただけるなんて、時代をタイムスリップする気分ですね。

美味しいランチをいただいて、この近くにある話題の『うのまち珈琲店』に行こうと、お店の方にお尋ねしたところ、「駐車場がないので店も閉店時間なのでこのまま停めてもらってゆっくり散歩してきてくださいね!」と温かいお言葉。

後にその方がオーナーさんだとわかり、優しい心遣いにさすがだなぁと感心しました。

『農家のオーベルジュ こもれび』から歩いてほんの2、3分の所に『うのまち珈琲店 奈良店』がありました。

扉が締め切られていたので開店してるか恐る恐る開けてみましたが、営業されていてほっとしました。

『うのまち珈琲店』は岡山で人気のブックカフェで古民家を改装し2018年12月にこの今井町に出店しました。

先ほど行った『こもれび』さんと同じ月ですね。

入ってすぐのカウンターでメニューを見て注文し、出来上がったら鳴るブザーを渡されました。

美味しそうなドリンクメニューが沢山ありましたが、私は「マンゴーとパインのラッシー」を注文。

友人は「コピコパフェ(カフェオレゼリーの入ったミニパフェ)』を注文しました。

店内は高い吹抜けで広々と感じられます。

ブックカフェというだけあって、本が沢山並んでいました。

本をゆっくり読んでいるお客さんはほぼいなくて、友人とインスタ映えするドリンクを楽しみながらお喋りを楽しんでいるお客さんが多かったです。

私もその一人でありましたが。

ガイドブックや読みやすそうな本が沢山あり、一人でまたゆっくり訪れたいなと思いました。

シンプルに色を上手に利用した映えるメニュー。

お腹いっぱいで今回は一番人気のクリームブリュレの季節パフェを注文しませんでしたが、

次は是非ともインスタ映えする作品を掲載したいと思います(笑)

今回訪れた『農家のオーベルジュ こもれび』と『うのまち珈琲店 奈良店』

今井町の落ち着いた街並みを楽しんで美味しいものを味わうお勧めのコースです。

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