いよいよ待ちに待ったキャンプシーズンの到来!
先シーズンからハマった『アラフィフおばキャン』スタートです。
今回は桜がちょうど満開ということもあり、急遽ソロDAYキャンプ決行です。
メニューはソロなので、自宅にあるもので、持ち物もコンパクトにします。
コロナ自粛もほとほと疲れ、自然の中なら良いのではと決め込み、前日からワクワク。
今年は今まで以上に桜をしっかり愛でたいという思いが沸々と湧いてきました。
快晴で絶好のキャンプ日和。
どうせ琵琶湖に行くなら、しまなみ海道旅で大山祇神社でもいただいた御朱印をいただきに、通過点ある石山寺に寄ることにしました。
大山祇神社の御朱印帳がとってもカッコ良かった。
国宝の武具達が沢山奉納されていることもあり、兜が描かれていました。
紫式部ゆかりの石山寺の御朱印帳も紫式部が描かれていて、とても素敵!
是非とも購入したいと思いました。
全国の神社仏閣の御朱印帳を調べてみると、それぞれ所縁のあるデザインで個性があります。
旅に出たら神社仏閣を訪れ、御朱印をいただき、記念に個性的で気に入った御朱印帳を集めるのも良いかな。
瀬田川では学生さんがカヌーの練習されていて、琵琶湖に来たぞ〜!と感じられ、毎回私のテンションが上がる景色。
琵琶湖に通ずる瀬田川沿いの桜は素晴らしく満開でした。
無料駐車場があるということだったので、探したのですが見当たらす、、、
門前のお店屋さんの有料駐車場に600円払って駐車しました。
瀬田川沿いにある『石山寺』は天平19年(747年)に聖武天皇の勅願により、奈良東大寺の良弁僧正が創建しました。
西国三十三ヶ所観音霊場の第13番札所の真言宗寺院で、平安時代には数多くの貴族や女流文学者が参拝する「石山詣」が盛んになりました。
東大門は1190年に源頼朝により寄進され、国の重要文化財です。
重厚で立派な門。
歴史がある阿吽像も迫力があります。
入山料600円を支払い境内へ。
石山寺の珪灰石(けいかいせき)は国の天然記念物。
石山寺のような雄大な珪灰石となるのは珍しいそうで、この石が寺名の由来となっているそうです。
紫式部はあの有名な「源氏物語」を石山寺に参籠中に執筆。
他にも「蜻蛉日記」の作者藤原道綱母、「更級日記」の作者菅原孝標女も参籠し、その時のことを作品中に描いています。
「源氏物語」若い時に漫画でも読みましたよ!
こんな時代にも相当軽い男がいたんだと、数々の浮名に呆れたもんでした。
こちらが紫式部がお籠りして「源氏物語」を執筆していたであろうお部屋。
本堂の観音様が置かれているお部屋の横。
遠くに琵琶湖を眺められるでしょうか。
とっても薄暗い、、、奥には侍女さんもいらっしゃいます。
観音様がすぐ横にいらっしゃるこんなお部屋で、よく後世に残る男女の浮世話を描けたもんです。
可笑しくなってしまいました。
石山寺には所々「石山寺縁起絵巻」で所縁の場所の案内があり、興味深かったです。
本堂ではお目当ての御朱印帳を購入。
紫式部が描かれた石山寺らしい優美な御朱印帳。
コロナ禍で御朱印は書き置きが多い中、じーっと私が見守る前で慣れた手つきでさらさらと書いていただけました。
達筆で美しい!紫式部の印も押されていました。
敷地には「石山」と言われるように所々珪灰石があり山となっているので、傾斜があるのでゆっくりお散歩します。
少し標高が高いせいか、桜はまだ満開ではありませんでした。(4月6日現在)
途中、ひっそりと紫式部の像が。
静かに参拝者をお待ちしていらっしゃいます。
トイレにはこんな標識が。
ユーモア溢れています。
当時の帝やお姫様、こんな姿で自分達が描かれるとは夢にも思わなかたでしょう。
少しの寄り道のつもりが、しっかり石山寺を堪能しました。
前回見つけた格好のDAYキャンプ場。
眼前に琵琶湖を眺めながら、無料でバーベキューが出来ます。
トイレも近くにあります。
まだ春休みですが平日ということもあり、周りにキャンパーはいなくて貸し切り状態。
澄み渡る青空の下、木陰になる場所を独り占め。
ソロキャンプなので、荷物をコンパクトにしたつもりでしたが、それでも溢れました。
今回はキャプテンスッタグのB5サイズのカマドグリルを使用。
コンパクトに折り畳め、軽くてセッティングも楽ちんです。
一人なら充分ピッタリなサイズです。
火おこしがなかなか上手くいかず手こずりましたが、固形燃料の力を借りて、無事火がつきました。
前日の夕飯の残りのサーモンのお刺身をホイル焼きにし、これまた前日の残りの豚汁を温めました。
大した料理は作らなくても、琵琶湖を眺めて気持ち良い風に当たりながらの外で食べるご飯は格別です。
メスティンできのこ沢山の炊き込みご飯を作りましたが、上手く火が通らず、失敗に終わってしまいました。
白い御飯は上手く炊けるのですが、以前作ったお芋御飯は上手く炊けずで、ことごとく炊き込みご飯とは相性が悪いようです。
お腹も満たされ、ちょっと休憩。
セッティング簡単なホッピングテントの中でコーヒーを飲みながらひと休み。
お気に入りの原田マハさんの本を読んでいたら、うつらうつらと眠気が襲ってきてお昼寝タイム。
自然の中の自分の基地でお昼寝できるなんて、至福の時間です。
お昼寝が終わり、周りに集まってきた学生さん達がギターを奏で賑やかになってきたのでそろそろ撤収。
荷物を車に積み込み、琵琶湖畔を散歩すると、他の場所にはカップルや年配の男性グループ、年季が入ったキャンプファミリーなど、DAYキャンパーさん達が案外来られていました。
琵琶湖はバス釣りの有名スポット。
外来種を駆除するためにリリースしないように、外来魚回収ボックスなるものが設置されていました。
バス釣りを楽しんで、生体関係を維持する為の自然環境のお役に立つことが出来て、一石二鳥ですね。
夢だった琵琶湖でのソロキャンプ。
なかなか火おこしが出来なくてハラハラしましたが、なんとか無事に出来て大満足!
お天気の良い日にまたふらっとやって来るでしょう!
短い時間でしたが、日常を離れリフレッシュする事が出来ました。
あ〜、楽しかった!!
帰りに娘に頼まれていたクラブハリエのバームクーヘンを購入しに、『クラブハリエ守山瑠璃絵館』へ向かいました。
敷地内は広々としていて、手入れのされたイングリッシュガーデンに、クリスマスローズが咲き誇っていました。
お目当てのサイズのバームクーヘンは売り切れ!
ミニバームクーヘン2個入りの桜が描かれている季節限定パッケージのボックスがあったので購入。
春らしい可愛いパッケージ。
隣接する喫茶コーナーには夕方遅い時間でしたが、お客様が並んで待っていらっしゃいました。
インターネット予約限定のケーキブッフェは税込3850円!
さすがにお高いので、ケーキ3個付きのケーキセットを次回訪れた時は是非とも食べてみたいと決心!
また次の楽しみができたのでありました。
さて、今シーズンは『アラフィフおばキャン』に励むとしますか!
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