とうとう北海道旅行最終日。
今日はリラ冷えの初日と違って、夏日になりそうです。
朝食開始の6:30に会場に行くと、すぐに案内されて北海道の最後の朝食を楽しみました。
たっぷり野菜と鶏肉で食べるスープカレーが美味しかった!
3日間快適の過ごせた「ソアリア西鉄ホテル 札幌」をチェックアウト。
チェックアウト後もフロントにお願いすると、クロークがあって自分で鍵をかけて荷物を預けることができます。
ホテルから外に出ると、すでにジリジリと太陽が肌を焼き付けてくるので日傘を差します。
初日はダウンを着ていたのが嘘のよう。
気温差は10度はあるでしょうか。
また今日も快晴!
これから北海道神宮に向かいます。
北海道神宮へ向かう最寄りの地下鉄の駅に向かって歩いてると、『北海道大学附属植物園』を発見!
植物園前に、今、見頃の花が案内されているのを見たら、いつか見に行きたかった花、レブンアツモリソウが咲いているとのこと!
北海道神宮をお参りした後に来ることにします。
自由気ままに行きたいところに行けるのが、一人旅の醍醐味。
もうやめられません。
地下鉄円山公園駅から降りて円山公園の中を歩くこと約15分で到着。
いつ来ても綺麗で清々しい気持ちになれる御社。
昨年夏に北海道旅行に来た時も訪れましたが、1年間家族が健康に過ごせたことへのお礼と、また北海道に来れますようにとお参りしました。
前回来た時と違って、修学旅行、外国の旅行客の方がいっぱい!
色々な国の言葉が飛び交っています。
今回の御朱印は学生さんが書いてくれたので、標準的な書体。
やっぱり、年配の方の書体は味があってカッコいい!
夏の旅行で勘違いして行けなかった『六花亭神宮茶屋店』
ここでしか食べれない名物「判官さま(はんがんさま)」
北海道神宮造営の功労者である初代開拓判官、島義勇にちなんで作られたもの。
注文してから出来ているお餅をさっと焼いてくれます。
ほとんどのお客さんがこれを目当てに沢山並んでいました。
そば粉が入った触ると崩れそうになるぐらい柔らかなお餅。
お餅とあんこの塩のバランスが程よく、焼かれたお餅がほのかにパリッとして絶妙な食感。
これは美味しい!
近くに住んでいたら毎日でも食べに来たい逸品。
ここでも電子マネーWAONが使えました。
途中、チャージしてきたWAONが足りなくなって、慌ててイオン銀行ATMを探して追加チャージ。
北海道はWAONが使えるところが多くて、JALマイラーとしてはありがたい!!
ちなみに前回探しきれなかった『六花亭神宮茶屋店』は地下鉄円山公園駅方面から来ると、社殿前を通って向こう側にあります。
「神宮茶屋」とは参道を挟んでちょうど対面しています。
昨年の夏に手前側にある「神宮茶屋」の裏の木にリスを発見したので、今回もいるかな〜と探したのですが、見つけることが出来ず。
諦めず、公園内を探しながら歩いたのですが、遭遇できませんでした。
あ〜、残念、、、
気を取り直して、北海道神宮がある円山公園からほど近いところにある『森彦』珈琲に向かいます。
途中に『六花亭円山店』を発見!
札幌本店もそうですが、外観はオフィスビルのようで見つけにくいです。
2階にある喫茶室を覗いてみましたが、窓が大きく取られていてとても明るい!
眼前に円山公園の緑が広がり、とっても心地良さそうなスペース。
喫茶室は10:30〜17:30の営業で訪れた時はまだ営業前でしたが、お客様が少なくて本店より混んでないかな。
次に北海道神宮に訪れた時は、ここでゆっくり過ごしたいです。
『森彦』
古民家に蔦が絡まる噂通りのフォトジェニックな珈琲店。
地元の「北海道フェア」で森彦のドリップ珈琲が販売されていて、酸味が少なく飲みやすくて私好みで美味しかった!
それからファンになり、是非訪れたい珈琲店でした。
開店してすぐの時間だったので、まだ空席がありました。
踏みしめるとギシギシと音が鳴る階段を上がって2階の席へ。
コツコツと時計の音がBGM。
とてもこじんまりした空間ですが、なんともノスタルジックな雰囲気。
昭和にタイムスリップしたようにゆっくり時間が流れていくようです。
季節のコーヒー リラ2023
リラの花びら4枚にちなんで4種の豆をブレンド。
メニューにはコーヒーの詳しい説明とともに、そのコーヒーに合うスイーツメニューも親切に添えて表記してありました。
本店限定の森の雫を注文。
以前飲んだものと違い、苦味と深いコクが感じられました。
自分用とコーヒー好きの友人にお土産のドリップコーヒーを買い込み。
帰ってきました。
『北海道大学植物園』
札幌農学校(現北海道大学)の教頭だったクラーク博士が開拓使に対し、植物学の教育には植物園が必要だと進言し、1886年に開園した日本で2番目に古い植物園です。
偶然通りがかった植物園。
入場料大人420円を払い中へ。
入園してすぐにある温室前にいらっしゃいました!
「レブンアツモリソウ」
レブンアツモリソウは北海道礼文島のみに育つ花で絶滅危惧種に指定されています。
5月下旬から6月中旬に咲きます。
独特の存在感のレブンアツモリソウを見に礼文島を訪れることが昔からの夢だったのが、
ここでお目にかかれるとは嬉しい限り。
こちらは『アツモリソウ』
こちらは『クマガイソウ』
アツモリソウとレブンソウはともにラン科アツモリソウ属です。
名前の由来は源平合戦の時に平敦盛が源氏の武将熊谷直実(くまがいなおざね)に討たれたことに由来。
赤い方が平氏、白っぽい方が源氏となっています。
熊谷直実が敵の矢から身を守るために被っていた白い布に似ていることから、その名がつけられました。
昔の人は粋な名前の付け方をしたんですね。
こちらはクマガイソウの群生。
気持ち悪いぐらい(しっ失礼、、、)いっぱい咲いていて圧巻です。
鉢植えで大事に北海道の花が育てられていて、ちょうど見頃。
こちらは高山植物園。
北海道の大雪山やアポイ岳に生育するものを中心に、日本の高山植物が植えられています。
大きなハンカチノキの花が見頃でした。
園内は綺麗に整備されていて、お散歩コースにもってこいです。
重要文化財になっている「北海道大学植物園 博物館」
建物は国の重要文化財に指定されています。
館内にはヒグマ、エゾシカなど北海道に生息する動物、絶滅した動物の剥製が数多く展示されていました。
入ってすぐのところにある、言わずと知れたヒグマ
エトピリカ
アイヌ語で「エト」はくちばし、「ピリカ」は美しいという意味。
綺麗なオレンジ色のくちばしと目の上の長い飾り羽が特徴。
日本では北海道の霧多布小島などで繁殖していましたが、数が少なくなってしまい、今では数羽しかいません。
以前、霧多布岬に行った時に探しましたが見つけれず。
絶滅したエゾオオカミ
目が鋭く、歯が鋭利。こっわい顔してます。
こんなのが今でも生息していたら、恐ろしくてたまったものじゃありません。
明治に入って北海道の急速な開発で絶滅してしまったのではないかと言われています。
あの南極物語で有名なカラフト犬「タロ」の剥製がありました。
タロは南極から戻ってからここ北海道大学植物園で飼育されていたそうです。
明治の新しい時代に北海道開拓の礎となった、数々のエピソードがある北海道大学。
改めて深い感銘を受けました。
帰りたくない!でも帰らなければ、、、
最後に迷いましたが、心残りが無いようにライラックまつりで魅了されたあのワインが飲みたくて!
もう一度会場に立ち寄り、飲んだのは言うまでもありません。
北海道札幌近郊3日旅、ぎゅうぎゅうづめに行きたい所全部回れた〜♪
かなりの過密スケジュールでした。
リラ冷えの日もありましたが、札幌のお天気は3日間とも快晴!!
旅の良し悪しは天気でほとんど決まる気がします。
旅の神様、最高のお天気をありがとうございました。
また、またよろしくお願いします!!
楽しい旅をありがとう!札幌。
来年また来るね!
最後に、新千歳空港でのあがき。
よつ葉乳業のヨーグルトアイス
味噌ラーメンと豚丼
どっぷり北海道に浸って帰りました。
帰宅後、受験を控えた娘に、、、
北海道大学、キャンパスが広大で緑いっぱいで良かったよ!
リスもいたし!
だから?
すいません、受験なんてとても無理ですよね、、、
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