７月の世界遺産検定３級を無事合格！
認定証も届きました。
こうなったら違う色の合格証も欲しくなります。
この勢いで９月に世界遺産検定２級を受験するつもりが、急用が出来てしまい断念。
今回、記念すべき５０回検定、２級を受験してきました。
世界遺産検定公式ホームページでマイページに登録し、簡単に申し込むことが出来ます。
２級検定料は公開試験が税込５９００円、CBT試験は１０００円高く、６９００円です。
公開試験の会場までの交通費を考えると１０００円のプラスは高くないです。
４択式の解答で、問題数は６０問、試験時間は６０分です。
合格基準は３級と同じで、１００点満点中６０点以上となっています。
時間的に余裕があったのに、結局テキストを最後まで読み込むこともなく、、、
２冊分の過去問題集を解いて、そこに出てきた遺産をテキストで読むという方法を、試験まで４周ほどやりました。
世界遺産の基礎知識、日本の遺産はほぼ覚えることが出来ましたが、
世界の遺産は似た感じが多く、苦手なカタカナでなかなか覚えることが出来ません。
特に中東、宗教、王朝はなかなか頭に入りません。
それでも回数をこなすと、なんとか覚えた遺産も増えました。
こうなったら、過去問題集に出てくる遺産を集中して覚え、後は捨てます、、、
なんとか受かる自信はありましたが、１級受験を見据えて考えると、８割以上は取りたい！
不甲斐ないまま、試験会場に向かいました。
前回と同じCBT試験で同じ会場です。
この制度は本当にありがたい！
受験申し込みの時に希望会場、受験可能期間の都合の良い日時が選べます。
なるべく勉強期間を取りたかったので、受験可能期間のほぼ最後の方の日にちにしました。
と言いつつ、勉強に打ち込んだ訳ではありません。
残念ながら私は時間があっても勉強するというタイプではないようです。
今回の試験は、過去問題と同じような内容が多かったように思われます。
過去問題集2冊と今回の試験を受けてみて、私自身が分析してみたところ、、、
・世界遺産条約に関連する事の年代の並び
・文化的景観の３つカテゴリー
・グローバル・ストラテジーに関すること
・日本の遺産はほぼ同じような問題
・最近登録された日本の遺産は必ず出る
・1番初めに登録された世界遺産が２つほど出る（ここではあえて書きませんが、あそことあそこ）
・ヨーロッパの建築様式とその建造物（今回の試験は簡単なところで良かった！）
・アメリカ大陸の文明（よく似ていてごっちゃになる）
・受験する年の世界遺産委員会開催に関連すること
・直近の世界情勢に関わる世界遺産
などなど。
山を張ってたところは、直前に詰め込み。
とにかく、世界遺産の基礎知識、日本の遺産で点を稼ぐつもりで集中して覚えたつもりが、いざ本番となると頭の中が真っ白になりすっ飛んでしまいました。
落ち着け、落ち着け！
冷静に最後にもう一度見直したところで、解答できました。
試験が終わって後でテキストを見ると、最後のチェックでいちかばちか正答を引き当てたのが多々ありました。
1級はそう簡単にはいかないでしょう。
今回受験した2級の世界遺産出題は３００件の中からですが、1級は登録されている世界遺産全て！
1000件以上です。
つくづく、もっとしっかり勉強しなければいけないと思い、帰ってから即ネットで一級の公式テキストをポチりました。
今回受験した世界遺産検定2級のCBT試験の結果は試験終了後すぐにわかります。
さて結果は、、、
合格です！９２点です。
しっかりテキストを最後まで熟読しなくて、過去問題中心の勉強方法でしたが、自分でもびっくりする良い点数でした。
なんか申し訳ない、、、
親切なことに、項目ごとの点数も出ます。
なんとか最後の見直しで正答した基礎知識の項目と自然遺産が満点。
日本の遺産が１問不正解、そのほかの間違いはやっぱり苦手な文化遺産でした。
現在、4,3,2級の試験は年４回、1級の試験は年2回です。
１級の受験料はなんと！公開試験９９００円、CBT試験１０９００円！
そう何回も受けるのはキツイです。
１級のCBT試験は公開試験と同じ日時のみです。
２０２３年７月の1級受験まであと７ヶ月！
しっかり気持ちを引き締めて勉強していこうと心に誓いました。
今年はウクライナ情勢が不安定で、ウクライナに関する問題が出ました。
ウクライナの今の世界遺産情報を調べると、市民が爆撃から遺産を守る為ビニールや砂袋で彫刻を覆ったりしています。
本当に切ない光景です。
同じ人間の手で偉大な遺産が長い年月をかけて築きあげられ、かたや、ある一部の人間のエゴでいとも簡単に破壊される。
人類共通のかけがえのない財産の世界遺産を保護、保全していく活動をしていくために、世界遺産条約が作られたのに、なんて理不尽な現実なのでしょうか。
この悲しいウクライナの世界遺産が破棄されていく状況を見て、微力ながら私も何か出来ないか？と考えています。
早くこの悲しい出来事が収束に向かいますように！
世界遺産検定の受験を通して、また違う角度からも平和な世界が訪れることを切に望みます。
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